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【衛生管理者試験】合格後の衛生管理者の仕事と役割【意外と楽しい】

1.私の会社の衛生管理者の仕事をざっくりと紹介

衛生管理者試験を受験する前に、合格した後の衛生管理者の仕事をイメージしておくと試験勉強にもチカラが入ります。

サラッとお読みいただければ幸いです。

なお、会社の人事総務部のチカラの入れようによって衛生管理者の仕事の幅や負荷は変わると思いますので、とある会社の一例としてお受け取りください。

1.1衛生管理者の体制

私の会社は、ザックリですが東京に本社があり、全国に事業所があるという体制です。

衛生管理者についても、本社の人事総務部にいる衛生管理者が、全国の事業所にいる衛生管理者を取りまとめていくようなスタイルとなっています。

本社の衛生管理者から各事業所の代表となる衛生管理者に指示を出し、さらにその下にいる各事業部の衛生管理者を動かしていくことにより、各事業部や部門の安全衛生管理をきめ細やかに行っています。

仕事と同じで、上から下に指示が出るスタイルと考えると分かりやすいです。

といっても難しいものではなく、ほとんどが本社の衛生管理者がデータをまとめて資料作成してくれます。

各事業所の衛生管理者は月1回の安全衛生委員会でデータを使って論議したり、現場の安全衛生に気を遣うという感じです。

本社の人事総務部に所属する安全衛生管理者がとっても大変なのかというと、そんなこともなく、データをまとめたり、国の監査に備えることが本業ですので、日常の業務として対応しています。

2.安全衛生委員会に向けて作成する書類

私の会社の場合は、上記のとおり本社の人事総務部に所属する安全衛生管理者からデータを提供されるので「書類作成に追われる」という状態にはなっていません。

といっても、けっこう書類の数は多いので見ていきましょう。

2.1健康診断受診について

このデータをもとに、各事業所の衛生管理者は健康診断を受診していない人に受診を促します。

100%受診完了まで粘り強く本人と上司へ健康診断を受診するよう言い続けます。

といっても、各事業所の人事総務部の担当者が本人と上司にメールを送りまくるという方法なので、衛生管理者の私が特別に何かするわけではありません。

2.2各種休暇取得について

このデータをもとに、十分有給休暇が取得されているのか、また特定の理由(疾患や育休)が多い等を論議します。

有給休暇取得が十分でない職場に対しては、人事総務部経由で事業部長に部下への有給休暇取得促進を促します。

また、有給休暇取得100%の啓蒙活動も行っています。

2.3残業時間について

このデータをもとに、各事業部や各部門ごとに働き過ぎていないかをチェックします。

残業時間が多い場合はその理由の調査、是正を人事総務部を通じて衛生管理者が現場の監督者とお話しします。

働き方改革と言われていたり、法律も厳しくなってきているので要チェックポイントです。

基本的に残業はしないという方針のもと、目指せ残業ゼロを目指して活動しています。

2.4通勤途上災害の報告と再発防止策

このデータをもとに、通勤経路の安全確保について論議します。

ほとんどが交通事故や駅の階段で転倒するパターンです。カラスに襲われたという事故もありました。ちなみに再発防止策は「カラスの目を見ない」と記載されていました。

2.5疾病の統計と流行している疾病の対策

各事業所の産業医が疾病の特徴や対策について話します。

「今年は手足口病が流行ってますね」とか食中毒対策、職場にインフルエンザ予防接種を促したり、季節によって内容が変わっていきます。

3.月一回開催される安全衛生委員会

上記で作成した書類について論議するべく(ほとんどが本社の人事総務部が作るのですが)各事業所にて安全衛生委員会を開催します。

この月一回の安全衛生委員会には、各事業所の代表となる衛生管理者と産業医、各部門の安全衛生委員が参加します。

合わせてこのタイミングで事業所内を隅から隅まで巡回します。

3.1作成書類を提示し論議する

上記で記載した書類(PowerPoint資料)を見ながら参加者で論議します。

といっても、難しい話をするわけではなく「一般的に思いつくような改善策やアイデア」をみんなで話し合うようなイメージです。

例えば、インフルエンザが流行する時期の前にはアルコール消毒を玄関に設置するとか、予防接種補助金のポスターを作成して目につく場所に張るなど特段難しい話はありません。

私の会社はオフィスが中心なので、ライトな感じですが、もっと危険が多いと思われる工場や工事現場ではたらく従業員を持つ会社の安全衛生委員会で行う論議は高度になると思われます。

この辺りは事業内容や働く場所によって大きく変わることでしょう。

3.2職場の巡回と報告書作成

作成書類について論議が終わると、参加者全員で「安全衛生委員の腕章」を付けて事業所内を巡回します。

もちろん巡回の目的は、危険な個所がないかのチェックです。

オフィスでの主なチェックポイントは下記になると思います。整理整頓やゴミの出し方についても確認します。

・避難経路に物が置かれていないか
・棚の中のものが地震で落ちないか
・ケーブル類にひっかかり転倒しないか
・消火器が見える位置に設置されているか
・消火栓や警報機は正常であるかランプ確認

想像力を働かせながら巡回しています。

4.衛生管理者をやってみるとわかるメリット

会社から衛生管理者試験を受けるように言われて受験しましたが、実際に衛生管理者試験をやってみるとメリットが多いです。

私の感じたメリットは下記2点です。

・会社の外に出ても安全衛生に気を配れる
・部門外の人と横のつながりができる

会社の外に出ても安全衛生に気を配れる

自分の生活圏内においても安全衛生の観点で気を配れるようになります。

例えば、小さい子供がいる場合などは怪我をしないように家の中の安全を保つとか、そのような想像力や注意力を家の中でも発揮することができるようになりました。

さらには、棚の配置が危険なお店での買い物中に気を付けたり、出張先での宿泊先などで避難経路をチラッと確認したりします。

そのような日常生活における危険に対して敏感になったことは自分や家族の命を守ることにつながる大きなメリットだと感じています。

部門外の人と横のつながりができる

これは完全に副産物なのですが、安全衛生委員会を通して会社の人と横のつながりが増えます。

上司部下というタテのつながり以外に横のつながりが増えたことで、仕事でわからないことがあった場合も、今までよりは他の部の人に聞きやすくなったり、会社で働きやすくなった側面も出てきました。

衛生管理者試験の内容は生きていくうえで役に立つ

最後にまとめると、上司に言われて衛生管理者試験を受ける人も少なくないと思いますが、私は自分の生活に役立っています。

試験には難しい内容も含まれていますが、生きていくうえで役に立つ内容が多いので、前向きに受験していただければ幸いです。

衛生管理者の受験が決まったら次のステップへ

衛生管理者試験の初心者は効率的に合格するために、どのような参考書を購入すべきなのでしょうか。

10冊以上購入してきた私が初心者にオススメの参考書をタイプ別にピックアップしました。あなたにピッタリの参考書を見つける一助となれば嬉しいです。